一戸建てで心がけたい虫対策とは?設計時と入居後に分けてご紹介します!

2023.10.05

マイホームに憧れてはいるものの、一戸建ては虫が出やすいという理由でなかなか購入に踏み出せないという方もいらっしゃいますよね。
確かに虫が嫌いな方にとっては、家の中に虫が入ってくるという事態はできる限り避けたいものです。
実は、虫が入ってきやすいというイメージを持たれる一戸建てであっても、虫対策をすれば大幅に虫の侵入を防げます。

本記事では設計時からできる虫を寄せ付けない工夫や、入居後に心がけたい虫対策について紹介します。
これから一戸建ての家を建てる方はもちろん、既に住まわれている方もぜひ参考にしてみてくださいね。

 

□設計時からできる虫を寄せ付けない対策とは?

設計時や入居前からできる虫対策を講じることで、新生活をスタートさせてすぐから虫に悩まされるリスクを減らせます。
ここでは、設計時にできる虫対策について、2つ紹介しますね。

 

*シロアリ対策を徹底する

木造住宅はシロアリの被害を受けやすい傾向にあります。
特に土台近くの木材は、シロアリの嫌うヒノキやヒバ、防蟻(ぼうぎ)処理を行ったものにすることがシロアリ対策に効果的です。
弊社では、防蟻処理・ベタ基礎・基礎パッキンによる通気工法による対応をしております。

 

* 建築中のゴミ管理を徹底する

建築中に発生する木屑やゴミは、虫の発生源となる可能性があります。
これらのゴミは床下に放置せず、定期的な清掃を心がけています。

 

*敷地内の窪地を排除する

敷地内に窪地があると、雨水が溜まりやすくなりますよね。
この溜まった雨水は虫の発生源となることがあるため、できれば窪地を排除したいところですが、どのお家にも排水溝はあるため窪地自体を完全に排除することは難しいでしょう。

 

□一戸建ての入居後に心がけたい虫対策!

もう既に一戸建てに住んでいる方であっても、以下を参考に虫対策は可能です。
4つの対策方法を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1.引越しの際のダンボール管理

引越しの際に使用するダンボールは、虫を新しい家に持ち込んでしまう可能性があります。
ダンボールの廃棄は少々手間がかかりますが、虫をお家に持ち込まないためにも使用後のダンボールは速やかに処分しましょう。

 

2.害虫の侵入を防ぐ

害虫の侵入を防ぐためには、窓やサッシの隙間、網戸の穴などをしっかりとふさぐことが大切です。
お家には意外と隙間があるものですよね。
新築だから大丈夫と慢心することなく、隙間のチェックは入念に行いたいですね。

 

3.清潔な環境を保つ

害虫の発生を防ぐ基本的な対策として、家の中を常に清潔に保つことが重要です。
特に、生ごみは放置せず、速やかに処分することが推奨されています。

 

4.湿気対策を徹底する

湿気は、虫が発生しやすい環境を作り出します。
梅雨のように湿気の多い時期には、窓やドアをこまめに開け閉めして、家の中の空気を循環させることが大切です。
弊社では第一種換気システムを採用しておりますのでこの点は安心です。

 

□まとめ

虫を寄せ付けない家づくりは、設計時からの工夫と入居後の生活習慣の両方が重要です。
今回紹介した対策を実践することで、快適な生活を送れる可能性が高まります。
虫の侵入を防ぐため一緒に相談しながら、知識と対策を身につけ、理想的な一戸建ての生活を目指しましょう。