居間とリビングに違いはあるの?両方の違いと人気を集めるレイアウトをご紹介!

2023.10.17

家を建てる際、居間とリビングの違いについて疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。
居間とリビング、同じような間取りだと考えている方も多いですが、実は違いがあるのです。

今回は、居間とリビングの違いを明確に紹介します。
新築をお考えの方、または家のリノベーションをお考えの方は、この情報をぜひ参考にしてみてくださいね。

 

□居間とリビングの違いとは?

居間とリビング、それぞれの特徴をここでは解説しますね。

 

*「居間」の起源と特徴

「居間」は「いま」と読み、家族が普段過ごす部屋を指します。
かつては「ドローイングルーム」として知られ、男性が政治や経済の話をする場所として使われていました。

しかし、時代の変遷とともに、家族全員が共に過ごす場所としての役割が強まりました。
特に、男性が政治の話よりも家族との時間を重視するようになったことは、現代の「居間」の形が生まれた背景の1つです。

 

*「リビング」の起源と特徴

「リビング」は洋風の居間を指し、家族が集まってくつろぐ場所としての役割が強いですよね。
日本のアパートやマンションでは、「リビングダイニング」として、食事と生活の場所が一緒になっているのが一般的です。
日本古来の「茶の間」も、このリビングの役割を果たしていましたが、現代のリビングは、団地の出現やライフスタイルの変化によって、さらに進化しています。

 

□人気を集める居間やリビングのレイアウト

家族が一緒に過ごすという大切な役割を果たすリビングですので、以下のようにちょっとした工夫を施してみてはいかがでしょうか。

 

・ワークスペースのあるリビング

家族が一緒にいるリビングで、仕事や家事を行えるスペースが人気を集めています。
お子様の勉強や遊びを見守りながら、自分の仕事も進められるので一石二鳥ですよ。
現代で多くの方が使用しているコンパクトなデバイスを使用する際は、小さなコーナーでも作業が可能ですので、リビングに設置したワークスペースで十分と感じる方も多いです。

 

・小上がりでのくつろぎスペース

ソファを置かず、小上がりを設けてゴロゴロできるスペースはお子様がいらっしゃるご家庭にも人気です。
お子様が小さいうちは、お昼寝スペースや家事スペースとしても活躍します。
また、来客時には、ゲストルームとしても使用でき、多目的に使用できる点も小上がりをリビングに設置する魅力ですよね。

 

□まとめ

居間とリビング、それぞれに独自の起源と特徴があります。
新築をお考えの方や家のリノベーションを考えている方は、これらの違いをしっかりと理解して、自分たちのライフスタイルやニーズに合った部屋を選ぶことが大切です。
ワークスペースや小上がりなど、わたしたちと一緒にちょっとした工夫を加えたリビングで家族団らんの時間をより充実したものにしましょう。