子供が安全に遊べる!リビングにキッズスペースを入れる際のレイアウトのコツ

2024.08.05

子育て中の方の中には、リビングで子供と一緒に快適に過ごしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、子供の年齢別に、リビングに最適なキッズスペースのレイアウトや家具の選び方、収納方法などを紹介します。


□リビングにキッズスペースを作るメリットとデメリット

 

子供が楽しく遊べるだけでなく、親にとってもメリットがたくさんあるリビングにキッズスペースを作ることは、おすすめです。

しかし、一方でデメリットも存在します。
メリットとデメリットを理解した上で、子供の年齢に合わせた最適なキッズスペース作りを目指しましょう。

 

1: 子供にとって安全な遊び場になる


リビングにキッズスペースがあれば、子供が安全に遊べる空間を確保できます。
特に、ハイハイや歩き始めの赤ちゃんや、活発に動き回る幼児にとっては、安全面が重要なポイントです。
リビング全体が子供の遊び場になってしまうと、おもちゃや家具にぶつかってケガをするリスクも高まります。
キッズスペースを設けることで、子供が安全に遊べるエリアを限定し、親も安心して見守ることができます。

 

2: 親と子供のコミュニケーションが取りやすくなる


リビングにキッズスペースがあれば、子供と自然とコミュニケーションを取りやすくなります。
子供が遊んでいる様子を近くで見ることができ、子供のちょっとした変化にもすぐに気づけます。
また、子供が遊びを通して様々なことを発見したり、伝えたい気持ちになったりしたときに、すぐに親に話しかけられる環境も生まれます。

 

3: リビング全体をスッキリと保つことができる


リビングにキッズスペースを設けることで、おもちゃや子供の物がリビング全体に散らばるのを防ぎ、スッキリとした空間を保てます。
子供スペース以外に、大人向けの寛ぎスペースや食事スペースを確保することで、リビング全体の使い勝手を向上させることができます。

 

4: リビングスペースが狭くなる


キッズスペースを設けることで、リビング全体のスペースが狭くなってしまう可能性があります。
特に、リビングがもともと狭い場合は、キッズスペースの場所やサイズを慎重に検討する必要があります。

 

5: 散らかった印象になる


子供のおもちゃや物がキッズスペースに集中してしまうと、散らかった印象を与えてしまう可能性があります。
収納方法やインテリアの工夫など、スッキリと見せる工夫が必要です。

 

□子供と快適に過ごす!年齢別レイアウトのコツ

 

子供の年齢別に、安全対策や収納方法、インテリアコーディネートなど、キッズスペース作りのアイデアを紹介していきます。

 

*0~2歳:安全にのびのび遊べるスペース作りを意識


0歳から2歳までは、ハイハイや歩き始めで、動きが活発になり、同時に危険も伴う時期です。
安全に配慮したキッズスペース作りが大切です。

 

1: 床にマットやラグを敷く


床にマットやラグを敷くことで、子供が転倒した際の衝撃を和らげ、ケガを防げます。
また、床の汚れや傷つきを防ぐ効果もあります。
滑り止め加工や防水加工が施されたマットやラグを選ぶと、さらに安心です。

 

2: ソファ前や横に設置する


ソファの前や横にキッズスペースを設けることで、子供が遊んでいる様子をソファに座ったまま見守ることができます。
また、子供がソファに近づきやすく、親も子供とコミュニケーションを取りやすいというメリットがあります。
ソファの後ろにキッズスペースを設ける場合は、子供がソファにぶつからないように注意が必要です。

 

3: 小上がりの畳コーナーや隣接した和室を使う


リビングに小上がりの畳コーナーや隣接した和室がある場合は、そのスペースをキッズスペースとして活用できます。
畳はフローリングに比べて柔らかく、子供が転倒してもケガをしにくい素材です。
また、和室は落ち着きのある空間なので、子供がお昼寝をするのにも最適です。
キッチンからも見渡せる場所に設置することで、子供が安全に遊んでいるかを見守ることができます。

 

*3~4歳:収納を意識してスッキリみせる


3歳から4歳になると、遊びの種類も増えてきます。
おもちゃの量も増えるため、収納方法を工夫してスッキリとした空間作りが大切になります。

1: 部屋のコーナーに設置する


部屋のコーナーにキッズスペースを設けることで、リビング全体に広がりすぎるのを防ぎ、スッキリとした印象になります。
また、壁際に収納家具を配置しやすいため、片付けもスムーズに行えます。

 

2: 集中スペースはソファの後ろがおすすめ


子供が集中して遊べるように、ソファの後ろにキッズスペースを設けるのも良いでしょう。
ソファに座ったまま子供の遊びの様子を見守ることができるので安心です。

 

3: 収納は「見せる収納」と「隠す収納」でメリハリをつける


おもちゃや絵本など、子供の物は種類も様々です。
見せる収納と隠す収納を組み合わせることで、スッキリとしただけでなく、見た目にも美しい収納を実現できます。
例えば、絵本は表紙が見えるようにオープンシェルフに収納し、おもちゃは箱や引き出しに収納するなど、アイテム別に収納方法を使い分けると良いでしょう。

 

4: 収納家具を仕切りとして活用


収納家具をキッズスペースの仕切りとして使うことで、リビング全体をスッキリと見せることができます。
子供でも使いやすい高さの収納家具を選び、おもちゃを片付ける習慣をつけさせましょう。

 

5: 色数を抑えインテリアに合わせるとおしゃれに


子供のおもちゃはカラフルなものが多いですが、収納家具やインテリアの色を統一することで、リビング全体に調和を生み出すことができます。
リビングのテーマカラーを決めて、キッズスペースのアイテムもそのカラーに合わせて選ぶと、より統一感のある空間になります。

 

*5~6歳:子供に「自分の空間」をつくる


5歳から6歳になると、子供は自分の空間を欲しがることが多くなります。
小学校入学を控えて、机に向かうことや片付けの習慣も身につけていく時期です。

 

1: 押し入れを秘密基地に作りかえる


押し入れを子供専用の秘密基地に作り替えることで、子供は自分の空間を持つ喜びを感じ、想像力を育むことができます。
押し入れに棚を設置したり、カーテンを取り付けたりするなど、子供のアイデアを活かして、自分だけの特別な空間に仕上げましょう。

 

2: テントや天蓋で秘密基地を作る


子供用のテントや天蓋を使うことで、簡単に秘密基地を作ることができます。
リビングの一角に設置するだけで、子供だけの特別な空間が生まれます。
子供が自分の好きなように飾り付けをすることで、愛着もわきやすくなります。

 

3: 小学校入学の準備に「仕切りつきデスク」を置く


小学校入学を控えて、学習スペースを設けるのも良いでしょう。
仕切り付きのデスクは、子供が集中して勉強に取り組める環境を作ることができます。
また、子供が自分の持ち物を整理整頓する習慣を身につけるにも役立ちます。

 

□まとめ

 

リビングにキッズスペースを作ることは、子供の安全を確保し、親と子供のコミュニケーションを促進し、リビング全体をスッキリと保つなど、多くのメリットがあります。

子供の年齢や性格、リビングの広さなどを考慮し、安全で快適、そしておしゃれなキッズスペースを作りましょう。