新築をお考えの方の中には、北欧デザインの家に憧れを抱く方も多いでしょう。
しかし、北欧デザインを実現したいとは思っているものの、どのようにデザインを工夫すれば良いかわからないという方もいらっしゃいますよね。

今回は、北欧デザインにおいて大切な配色のコツや配色のポイントについての知識を身につけて、理想の北欧風デザインの家を実現しましょう。

□北欧デザインを実現するために気をつけたい配色のポイント4選

北欧カラーを取り入れるだけでは理想の北欧デザインにはまだ遠いですよね。
自分自身が抱く理想の北欧デザインを実現するためには、配色にこだわることが鍵です。
ここでは、配色のポイントを4つご紹介します。

1.配色バランスの理解

配色バランスとは、部屋の印象を決める色の割合のことを指します。
具体的には「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の割合を「7:2.5:0.5」とすることで、バランスの良い部屋に仕上がります。

2.ベースカラーの選び方

ベースカラーは、部屋の大部分を占める色で、北欧デザインでは白やグレーが主流ですね。
この色を基調にすることで、部屋全体が明るく広く見える効果が期待できます。

3.アソートカラーの活用

アソートカラーは、家具やカーテンなどの大きなアイテムの色を指します。
この色をベースカラーと同系色にすることで統一感が出る一方、対照的な色を取り入れることでインパクトのある空間を作ることも可能になりますよ。

4.アクセントカラーでポイントを

アクセントカラーは、小物や雑貨で取り入れる鮮やかな色です。
この色を上手く取り入れることで、部屋にメリハリやアクセントをつけられます。

□北欧デザインで色が重要視される理由とは？

北欧デザインで配色が重要とされる裏側には、主に3つの理由が存在しています。

＊気候との関係

北欧の冬は長く日照時間も短いため、自然の力に頼らず室内を明るくしなければならない時間が長いです。
このため、白やオフホワイトなどの明るい色が多く使用されています。

＊自然からのインスピレーション

北欧の人々は自然を愛し、その美しさを室内にも取り入れたいと考えています。
そのため、自然の色彩を取り入れることで、室内も自然に近い雰囲気に仕上げているのです。

＊色の効果

色には、心地良さや安らぎを感じさせる効果がありますよね。
特に、北欧デザインの色彩はその効果を最大限に引き出すことを目指しています。
自然光が取り込みにくい場合でも、明るい色使いであれば軽やかな空間を演出できますね。

□まとめ

北欧デザインの家を実現するためには、配色のポイントをしっかりと押さえることが重要です。
ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3つの色をバランスよく取り入れることで、理想的な北欧デザインの部屋を実現できます。
配色を考える打ち合わせ過程で北欧の気候や自然からのインスピレーションを取り入れ、私たちと一緒により一層北欧らしい空間を演出してみましょう。