新築で寒い!原因と対策を4つ解説!後悔しないための選び方も

2024.09.17

新築を建てたばかりなのに、想像以上に寒いと感じていませんか。
せっかくの新築なのに、寒さ対策が不十分だと、快適な暮らしは叶いません。
そこで今回は、新築が寒いと感じやすい理由と対策についてご紹介します。

 

□新築が寒いと感じやすい4つの理由

 

新築住宅が寒いと感じやすい原因は、実はいくつかあります。
せっかくの新築なのに、なぜ寒いのか、その理由を理解することで、適切な対策を立てることができます。

 

1:窓やサッシの断熱性能の低さ

窓は、家の外気と直接触れる部分なので、断熱性能が低いと、室内の熱が逃げてしまいやすくなります。
特に、一般的なアルミサッシは、断熱性能が低い傾向にあります。
そのため、新築では、断熱性能の高い樹脂サッシやペアガラスを採用することが重要です。

 

2:断熱材の品質

断熱材は、家の壁や天井に埋め込まれて、室内の温度を保つ役割を果たします。

しかし、断熱材の品質が低いと、十分な断熱効果が得られず、寒さを感じやすくなります。
断熱材の種類や厚みによって、断熱性能は大きく変わるため、事前にしっかりと確認しましょう。

 

3:木造住宅の構造上の特徴

木造住宅は、鉄骨造やRC造に比べて、構造上、隙間が生じやすいという特徴があります。
この隙間から、外気が入り込みやすくなってしまい、寒さの原因となります。
隙間をなくす工夫や、適切な断熱材の施工が必要となります。

 

4:24時間換気システムの影響

24時間換気システムは、室内の空気を常に換気することで、健康的な住環境を保つためのシステムです。

しかし、換気によって、暖まった室内の空気が外に排出されてしまい、寒さを感じてしまうことがあります。
換気システムの適切な設定や、室内の温度管理が重要となります。

 

□新築の寒さを防ぐ4つの対策

 

新築の寒さ対策には、さまざまな方法があります。
それぞれの対策の特徴を理解し、自分にとって最適な方法を見つけることが大切です。

 

1:高性能の窓や断熱材を採用する

窓や断熱材は、家の断熱性能を大きく左右する要素です。
高性能の窓や断熱材を採用することで、室内の温度を効率的に保つことができます。
窓ガラスは、単板ガラスよりもペアガラス、ペアガラスよりもトリプルガラスの方が、断熱性能が高くなります。
断熱材も、種類や厚みによって断熱性能が異なるため、しっかりと比較検討しましょう。

 

2:気密性の高い住宅にする

気密性とは、住宅の隙間をどれだけ少なくできるかを示す指標です。
気密性の高い住宅は、外気が侵入しにくいため、室内の温度が安定しやすくなります。
気密性能を高めるためには、窓やサッシの周りの隙間をしっかりと塞ぎ、壁や天井の断熱材を適切に施工することが重要です。

 

3:一体的・開放的な間取りにする

部屋と部屋の間に仕切り壁があると、熱が伝わりにくく、温度差が生じやすくなります。
リビングとダイニング、キッチンなどを一体的に設計することで、暖房の効果が部屋全体に広がりやすくなり、寒さを感じにくくなります。

 

4:暖房器具の選び方を見直す

暖房器具にも、さまざまな種類があります。
電気ヒーター、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなど、それぞれ特徴が異なるため、部屋の広さや用途に合わせて適切な暖房器具を選びましょう。
また、暖房器具の選び方だけでなく、適切な使い方をすることも重要です。

 

□まとめ

 

新築の寒さ対策は、窓や断熱材、気密性、間取り、暖房器具など、さまざまな要素が関係しています。
これらの要素を総合的に検討することで、快適な住環境を実現できます。
寒さ対策は、新築を建てる段階からしっかりと計画することで、後々の後悔を防げるので、本記事を参考に暖かい新築を実現してください。